人間が求めるものは感情である

人間が求めるものは感情である

私たちが何か行動する時
どんな意図があってその行動をするのか紐解いていくと
最終的に求めているものが
『感情』だということがわかります。

「その服オシャレだね。どこで買ったの?」
「これは〇〇店で買ったよ」
「へぇ~凄いな~。お金持ちだね」

このようにオシャレで高級な服を身につけて
街を歩いていると優越感があって良いですよね。

しかしここでは少し視点を変えて
高級な服を買う人の心理を見ていきましょう。

なぜ人間は高級な服を身につけたいと
思うのでしょうか?

答えは
『人に良く見られたい』
となります。

周りから凄いと思われたい!
尊敬されたい!

この視点です。

ドラえもんに登場するスネ夫は
いつも自慢していますよね。

なぜスネ夫が自慢するかと言うと
『凄いと思われたいから』
ですよね。

ここでお伝えしたいのは、
自慢することが悪いということではなく

「他者から良く思われたい」

という想いは
誰もが持っているということです。

人の心理が他人から良く思われたいと思っている
ということを理解して頂きたいと思います。

例えば、
無人島に住む人が
高い服を身につける必要がありますか?

答えはノーですよね。

・高い服を身につけること
・高級車に乗ること
・ブランド物を身につけること

これらは全て他人から

「良く思われたい」

と潜在的に思っているということになります。

この他人から良く思われたいという視点が
人間の心理として働いています。

この心理も良く思われたら「嬉しい」という
『感情』を求めているということです。

私はプロ野球が好きで
『熱血阪神ファン』です。

生まれた時から父親が阪神ファンで
気づいたら阪神ファンになっていたパターンです。

勝ち負けでいちいち一喜一憂してしまいます(笑)

阪神が負けたら

「観るんじゃなかった(T_T)」
「マジで時間の無駄だった」
と悔いてしまったりします(笑)

でもなんでかな?
と考えると

勝ったり、負けたりのヒヤヒヤするスリルが味わいたいという自分がいました。

これも『感情』を求めています。

もちろん野球をしていたので
解説者の考え方等を聞いて自分なりに解釈して
楽しむという視点もありますが
結局人は感情を求めているに行きつきます。

改めてお伝えしますが

『人間は最終的には感情を求めている』

これを腑に落とすと
生き方が楽になったりします。

例えば、お金を稼ぎたいと思う人の心理にしても

お金が欲しいのではなく
お金を稼いでモノを購入した時の

『嬉しい』

という感情を求めている
ということがわかります。

そうすると自分が何のために行動しているかがわかるようになります。

自分が何のために行動し、
何のために生きているか明確になると
生きるのが楽になり楽しくなります。

日本人は貯金する人が多いですが
貯金する理由も人によって求めている感情が様々です。

・将来のための安心材料だから → 不安を和らげたいという感情
・マイホーム購入するための資金 → マイホームを購入して有意義な生活をしたいという感情
・子どものために(親のために)→ 人のためにして上げたいという感情

どんなことも全ては最終的に
『感情』を求めているということを知っておくと良いです。

悩みを解決する手段の一つとしても捉えることができます。

「なぜこの人はこう思うのだろう?」
と考える時に俯瞰して考えることができます。

いかがでしたでしょうか?
自分が今どんな感情を求めているか。

この考え方を取り入れると
視野が広がりますので、是非取り入れてみてください。

最後まで読んで頂きありがとうございました。
また次回もよろしくお願い致します。

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