弱い自分を受け入れると強い自分に変わります

以前、就職面接試験で

「自分は弱い人間だと思いますか？それとも強い人間だと思いますか？」

という質問を受けたことがあります。

どちらが正解なのか。
合格するために必至であれば
一生懸命答えを見つけようと考えたことを思い出しました。

みなさんならどう答えますか？

A:「自分は弱い人間です」と答える人
B:「自分は強い人間です」と答える人

Aの弱い人間と答えた方が、謙虚で学ぶ姿勢があるから
良い印象になるのではないか。

Bの強い人間と答えた方が、自信があり
何事にも勇気を持って立ち向かっていけるので
そういう人材の方が採用されるのではないか。

いろいろ考えさせられた質問でしたが
今ならハッキリ答えることができます。

私は弱い人間ですと。

今思うと弱い人間だろうが強い人間だろうが
そんなことどうだっていいですよね。

問題はあなたの解答の仕方により
どんな考えをお持ちなのか知るための質問でしかありません。

私は弱い人間と言いましたが
弱い人間であることすらも誇りに思っています。

強い人間と言われても
人が判断するものなので自分としては
ありがとうと受け取るだけで
周りの家族が無いと生きていけません。

支えられていることも多く
自分一人では今の人生を生きられる程の
強さを持っていなかったと思います。

しかし、強くなるために
日々成長を求めて進化していこうという姿勢は持っています。

なので弱い人間でも良いと
自分を認めています。

強い人間か弱い人間かを判断することに
意味はないと思っています。

いかに自分が自分を認められているかで良いのではないかと勉強して気づくことができました。

強い人間の方が良いと思うかもしれません。
事実そうかもしれません。

しかし、弱い部分を見ようとせず
強がって振る舞うこと。

これは自分の内心はビクビクしている状態なので
良くはないと思います。

ウソをつき、内心はビクビクしながら
振る舞う行為は、本人が一番よくわかっています。

しかし、弱い部分を認め、受け入れることができると
次へ進むことができます。

そんな自分でも良いと自信に変わるからです。

そうなると、失敗を恐れなくなり
勇気を持って行動することができるようになります。

私へ営業会社を２社経験し
７年間の会社員生活を過ごしました。

１社目の役職は、リーダー・主任・係長・支社長
２社目の役職は、主任・課長・所長
でした。

プレイヤーとして、営業実績を出し
社内から表彰され、良い待遇でポジションを与えられ
言わばサラリーマンの成功とも言われるような立場でした。

しかし、会社を辞めるという決断をし
自分の至らない点や未熟な部分を再度洗い出し
学ばせて頂くという進路を選択しました。

営業の実績は上げたので、セールスには自信がありました。

しかし会社を出た世界のセールスは全く通用せず
今までの自分の実績なんて何も通用しない。

自分は営業力が全然無いのだと認めた経験がありました。

自分のこれまでの実績を否定しているかのように
自信を無くし、未熟さを痛感しました。

改めて本物の営業が何かを学び
実践を繰り返し今はセールスコンサルタントとしての
活動に加え、セミナーでもセールスについての講義を担当させて頂いております。

自分の弱さや愚かな部分があっても構いません。
できなくても構いません。
未熟でも構いません。
どんな自分でも構いません。

そのような自分を受け入れて上げることが
とても大切です。

最後まで読んで頂きありがとうございました。
また次回もよろしくお願い致します。

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