失敗と思った時点で失敗

失敗と思った時点で失敗

今から十年以上も前ですが
私が公務員受験指導をしていた頃
学生さんが最終試験の面接試験を突破するために
面接官として面接練習をしていました。

公務員試験は年一回なので
最終試験の面接試験はとても重要です。

これで合否が決まると思うと
当たり前のように緊張します。

公務員として就職できるかどうかが決まる面接試験は
当然、自分を良く見せようと必死になります。

しかし、「うまく話せなかったらどうしよう」と
プレッシャーに押しつぶされそうになり
自分をうまく表現できない学生さんも多く
また、面接練習で学生自身の良さを引き出す
私たち指導者側も高いレベルの指導力やコーチング技術が必要になります。

面接試験は5分で終わる面接から
2時間かかる面接もあります。

学生さんは就職するために人生を掛けていて必死です。

だからこそ失敗を嫌い、面接試験が始まり
うまく話せなかったり、少し突っ込まれたりした時に
負のスパイラル思考が始まります。

「うわっ、失敗した(T_T)」
「うまくしゃべれない、もうダメだ」

このような思考で本番を過ごす人も少なくありません。

まして練習通りに本番はいかず
面接官一人一人のも個性があるため
予想通りに進まないことの方が圧倒的に多いのは
考えればわかります。

ただ一生懸命だからこそ、不安になるんですよね。

だからこそ
私が学生さんにお伝えしたいたのが

『失敗と思った時点で失敗』

この部分になります。

みなさんは自分が
失敗してしまった時
まず何を考えますか?

「また失敗してしまった。最悪だ」
「自分はなんてダメな人間なんだろう」
「どうせまた失敗する」
「成功できるのは一部の人間だ」

このようにネガティブに捉える人の方が
圧倒的に多いのが日本人です。

自分は違うという人ももちろんいるでしょう。

失敗してテンションが上がる人は少ないです。
なぜなら、結果を出そうと思うからこそ
失敗するとへこみます。

なので、ネガティブに捉えてしまうことが悪ではありません。

そのように考えてしまうのも
一生懸命だからではないでしょうか。

例えば、「自信を持ちなさい」
と人から言われただけで急に自信を持ち何でも成功出来る程
甘くはないですよね。

これは、幼少期の頃に結果が出ないからこそ
親に叱られていたり
失敗した経験が鮮明に嫌な記憶として残っていると、自信が無いという考え方が染みついてしまっています。

このネガティブな考え方が『価値観=マインドブロック』です。

価値観が付いているからこそ
人から言われても、理解はするものの
「自分は自信が無いのでダメだ」と無意識で考えてしまっています。

誰も悪くは無く
失敗したいと思って行動することはありません。

しかし、思考が最初からネガティブだと
成功イメージができなく、全て否定的に捉えてしまうため結果を出すことは難しいです。

なので、世間一般では
「自分に自信を持とう!」
と言ったりします。

これは意識的に自信を持とうとしますが
長続きしないというのが現状です。

なぜかと言うと
意識の領域の顕在意識と
無意識の領域の潜在意識に分かれているからです。

顕在意識は3%
潜在意識は97%を占めています。

顕在意識(意識)で自信を持とうと無理矢理思おうとすると
潜在意識(無意識)が余計に反発を起こし
『やっぱり自信が無い!』と97%の力が引っ張ります。

少し考えてみてください。

何か無理矢理、良く思うとすると
余計に緊張したり
「本当に大丈夫かな・・・」
「なんだか良いイメージが全然できない・・・」
「失敗したらどうしよう・・・」

このような経験ありませんか?

これは自分がネガティブだからではありません。

マインドブロックと人間の仕組みがそうなっていますので
自然なことです。

「失敗したから次は取り返そう」

自然とこのように考えられるようになると良いですよね。

結局は切り替えですが
意識は3%なのでしんどくなります。

潜在意識の97%の領域から変わると
自然体の自分でいられます。

マインドブロックを外して
潜在意識の書き換えをしたい方は
是非気軽にお問い合わせくださいね(^^♪

最後まで読んで頂きありがとうございました。
また次回もよろしくお願い致します。

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